BLOG

職場でのダイバーシティがうまく機能しない理由

2021/03/06

福祉におけるダイバーシティ(多様性の尊重)と企業におけるダイバーシティ(ダイバーシティ・マネジメント)とは似て非なるものなんですね。

福祉におけるダイバーシティとは、個の違いを尊重する意識が、社会的に醸成されることにより、個の心理的安全性が保障されるという環境のことだと、私は認識しています。これが実現するためには、二項対立ではなくグラデーションで物事を判断する思考のアップデートが必要であると、個人的には考えています。詳しくは後日記述するかもしれませんし、しないかもしれません(笑)

一方、企業におけるダイバーシティとは、他社との競争優位性を確立するために、意図して多様性のある集団を形成し、組織風土の変化や生産性の向上を促し組織全体を変革しようとする取り組みです。

自法人で取り組んでいるダイバーシティのメリットで特に大きいものと言えば、職場の「風通しが良くなる」というものが挙げられます。同一性の強い職場独特の閉塞感を軽減することができ、明るくモチベーションが向上しやすい職場環境が形成しやすいと感じています。

もし、組織の中でダイバーシティがうまくワークしていない、さらにはボトルネックになっていると感じられるようなら、多様性の導入自体が目的となってしまっている、いわゆる「手段の目的化」に陥ってしまっているかもしれません。その取り組みが組織にとって、ポジティブな変革や競争優位性につながる仕組みになっているか、今一度チェックしてみる必要があると考えます。